春爛漫、アトリエで一足先にさくらの枝を描きました。
大きな和紙に墨とパステルで思いっきり大きく描きました。
今年のさくらは遅かったけれど、
アトリエには一足先に春が訪れました。




さくらの枝を、大きな和紙(奉書紙)に墨で割り箸を使って描きました。
いつもは水彩絵具で色をつけるのですが、 さくらなのでパステルを荒めの紙やすりで粉にして、指ですり込みました。 パステルの柔らかな色と和紙の風合いと相まって、素敵な花が咲きました。



この花入れは金属でできています。
薄くてしなやかな感じが良く出ていますね。 さくらの枝もじっくり観察したら節や芽がたくさんついていました。 気持ちはもう満開!花びらが舞っています。


「難しくてできないよ〜」
そんなことを言いながら描きはじめていましたが 割り箸ペンのカリカリする感触を味わいながらリズム感のある素敵な作品になりました。 花瓶の色と背景があったかくお花を演出していますね。


彼女は色のマジシャン。
今回も歌を歌うように、踊るようにのびやかに表現しています。 花瓶も良く見ながら曲線を描いていったので、観察力と表現力がミックスされて動きだしそうです!


真剣に、誠実にモチーフを見つめていた様子が、 作品の緊張感から伝わってくるようですね。 それでいて、風にたなびいているような枝ぶりと舞う真っ赤な花びらが、 秘めた情熱を表しているのかしら?!


ちみつに描かれた枝。
ていねいにていねいに、節や芽をかきこんでいっていますね。 モノトーンに仕上げたことで、凛と伸びている桜の枝の感じが良く表現されています。 「何か色はつけないの?」そんな声かけに、うすピンクの風を描きました。


大好きなキリンといっしょに描きました。 「何も描けないよ」と言ってなかなかかきだせない彼ですが、 キリンのモチーフはたくさんたくさん描いています。 きっとキリンさんのように首を長くして世界を観察しているのでしょう。 色んなことをたくさん見て聞いて、吸収して大きくなっていこうね!


可愛いもの、きれいなものが大好きな女の子。 春を呼ぶ桜をみていたら、キラキラした春のイメージが広がりました。 ポッとピンクに色付いた花瓶がとっても可愛いね!


水がしっかり入っているような重さを、表現できている花瓶ですね。 桜の枝には、パステルの様々な色の美しさをたくさん重ねていきました。 色の空気の下にはよく観察して輪郭をたどって描かれた枝がかくれています。


少し上から見たら、花瓶の口から枝がお水に入っているのがわかりました。 パステルを丁寧に塗り込めていくのが心地よく、きれいな色面構成が完成しました。 でも、お花の近くはお花がほっと深呼吸できるような空間を残していますね。


モチーフの桜の枝はとても大きかったのです。 その枝を見上げるようにして描いたので、大きさと存在感を強く感じていたんですね。 空へ空へと羽ばたくような枝ぶりがとても伸びやかです。 作者自身も春を迎えて、新たなことにチャレンジしたり成長していく準備が できているのかもしれませんね。


なんと力強い作品でしょう。
桜の木に限らず、樹木は四季を乗り越えていくための様々なエネルギーを貯えています。 そんな力がこめられているような作品ですね。 そして大きな花瓶も安定感たっぷりにしっかりとたっています。


ついこのあいだまで、ぐるぐる手を動かして抽象画を描いてたのに、 線に抑揚をつけて形を表現するようになってきました。 内側からエネルギーがあふれてくるような力強さはそのままに、植物の生命力が伝わってくるよな作品になりましたね。


彼は色や形のハーモニーを明るく美しく表現するのが得意です。 男の子色、女の子色と性別によって分かれやすい色の好みにとらわれず、 花や植物がもつそのままの色を感じ取る感受性が豊かなんですね。 今回も軽やかで華やかな作品んになりました。


彼は絵を描くときに、完成図を頭の中に描き、 これでいこう!と決まってから手を動かし始めます。 その為初めて使った割り箸ペンではイメージ通りの線を描けず何度も 「うまくいかない!」と頭を抱えながら時間をかけて完成させました。 自分の描いた線を確認しながら粘り強く仕上げた作品の中に、 片手を上げて「どお?」と言ってる彼の姿が見えてくるようですね。


きれいだね。そんな彼女の声が聞こえてきそうなカラフルな作品。 お友達と遊んだり色んなことに興味を持って生活していますが、 様々な物にふれ元気をもらっていることが伺えるような色使いですね。





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