4年生以上の子供達は本格的なドラムを作りました。
トーキングドラムといって西アフリカの代表的なドラムで、 脇に挟んで腕の力の入れ具合によって音程が変わります。
用意するものは、太鼓皮、リング、紙菅、皮を縫うために必要な菱目や麻糸、ポンチ等です。
作り方はホームページで調べて作りました。皮工芸をやった時に縫った経験があったので 出来るかなと思ったのですが、いざやってみるとなかなか難しかったです。
 丁度良い大きさの丈夫なリングが見つからず、手作りすることにしました。 溶接する必要があるので素人には難しいと思います。 結局、電気溶接機を買うことになってしまいました。








(1)
まづ水につけて軟らかくした皮を、
リングにタコ糸で引っ張りながらピンと張り、
周囲を麻糸で縫います。





(2)
ロープを通す穴をポンチで開けます。
皮が完全に乾いてからだと硬くなってしまい
ポンチで開けるのが大変でした。
生乾きの内に開けた方が楽なようです。
紙菅を当て余分な皮を切り取ります。







(3)
ロープは3mmか4mmのものを使いました。
1人5Mほど使います。
これで準備が出来ました。
用意するもの:
・豚皮(太鼓用の皮を使いました)
・リング(これが一番手に入りにくいのでこれにあわせて
サイズを決めるとよいようです)
・丈夫な紙菅(塩ビパイプなどでも代用できます)
・ロープ(3mmか4mmのものを5M)
・菱目、ポンチ、麻糸等(皮を縫うときに使用)
(4)
紙菅に模様を付けた和紙を貼り、
後はロープで締め上げてゆきます。
バチは木の丸棒の先に
木管を打ち込みました。








二人掛りで思いっきり締め上げても大丈夫でした。さすが皮は丈夫です。
ロープの締め具合で音色が変わります。太鼓皮を使ったので、鼓ののような高い音がしました。
紙菅に貼った和紙、ビー玉を転がして作った模様がちょうど太鼓に合っていました。
一寸飾っておいてもすてきでしょ!


いい音するよ、コンコン、トントン、ロープの締め具合と脇に抱えて 腕の力の入れ具合で音色が変わります。



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